内視鏡時の麻酔について
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 当院での胃ならびに大腸内視鏡は、原則、患者さんのご希望があれば、可能な限り、楽に安全に検査を受けていただけるよう、適切な麻酔を行っております。

 ただし、身体条件によって、また精神状態によっては麻酔が身体に危険である、もしくは麻酔が著しく検査の妨げになる、と判断した場合、麻酔をせずに行うケースも稀にあります。

 

 国民健康保険の審査においては特に内視鏡の麻酔は無駄、もしくは不必要、つまり検査だけすればいいのであって、患者さんの苦痛の配慮はいらないという判断によって厳しい査定を受けている現状がありますが、一度のきつい検査の為、本当に検査が必要な時に“検査が嫌だ”“検査が怖い”という思いで先延ばしにし、ガンなどの病気が悪化、進行してしまう、こういう事態は絶対に避けるべきと考えています。

 

 また麻酔をする事は、ただ患者さんに楽に検査を受けていただくことが目的ではありません。苦痛のあまり、体を動かしたり、えづいたりする事は、検査時の視野を妨げる原因にもなり、我々内視鏡医が小さい病変までしっかり観察するのに、不適切な状況となります。静かに検査を受けていただく事は、しっかりと観察出来るという、大きなメリットもある事を忘れてはいけません。

 受けなくてはいけない時に、しっかり検査を受ける気になっていただけるように、また我々医師がしっかりした観察をし、小さな病変もきちんと見つけられるように、当院では今後も安全な麻酔を心がけていくつもりでおります。